「甲辰(きのえ・たつ)」年の今年は「成長の年」になりそうです

今年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」です。十干が「甲」、十二支が「辰」です。「甲」は、十干の1番目に登場します。つまり、物事の最初、生命の誕生を表します。また、甲(きのえ)は陰陽五行思想では、「木の兄」と表記し「木の陽」を意味します。


「木」は生長、柔和、曲直、春の象徴です。「陽」は積極的や大きいという意味です。つまり、「甲」は、急成長、寛大、屈曲、発展を表しています。一方の「辰」も陰陽五行思想では「木の陽」に分類され、急速に成長することを表しています。

このように「甲」と「辰」の組合せは、「木の陽」が重なる「比和」と呼ばれる組合せです。同じ気が重なると、その気は最も盛んになります。令和6年は干支から見ると「春の日差しが、あまねく降り注ぎ、成長を促す」ということになります。従来あまり日の当たらなかった場所にも平等に春の日差しが降り注いで成長を促します。


「辰」は、十二支の中で唯一空想上の動物です。東洋では「辰」は「龍」であり、神の使い手です。昇り龍などに見られるように、勢いよく活気に満ち溢れる象徴です。

株式格言では、「辰巳(たつみ)、天井 午(うま)尻下がり」と言われています。辰年や巳年は株価が天井を付け、牛年は下がる傾向ということを意味しています。また、「戌亥(いぬい)で仕込み、辰巳(たつみ)で売る」という格言もあります。これは、亥年は例年株価が安いため、ここで買い注文を入れ、株価が天井を打つ辰年、巳年で売り出せばよいということを表しています。


つまり、来年は株価がピークを迎え、株式の相場格言でも「成長の年」であることを意味しています。


昨年のコロナの5類移行によって、世の中の閉塞感は徐々に薄らいで飲食や旅行も活発になって来ました。インバウンド需要も力強く回復基調にあります。逆に急速に回復したため、ホテルの従業員や交通機関の運転手、飲食店のアルバイト店員などの人手不足が顕著になっています。

令和6年は「成長の年」となります。日本経済も長い間のデフレ状態の低成長から脱却し、成長していくことが期待されます。物価と賃金がバランスを取って成長していければ、日本経済は力強さを持って成長することができます。


今年は、成長できるチャンスの年となりますので、そのことを忘れずに努力する必要があります。これまで内に蓄えてきたものを使って大きく羽ばたいてもらいたいと思います。「比和」の年は、良いことは重なって良くなりますが、悪いことは重なって悪くなります。

この点も十分注意して、幸先良く成長の波に乗って、大きな糧を掴むようにして頂きたいと思います。

皆様の今年1年のご多幸をお祈りいたします。

 

Follow me!