令和8年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。勢いとエネルギーに満ちた躍動する年になりそうです
令和8年(2026年)の干支は、「丙午(ひのえうま)」です。丙(ひのえ)は、十干の3番目で「火」の要素を持ち、太陽の明るさや生命のエネルギーを表しています。午(うま)は十二支の7番目で、古くから人ともに生きてきた動物です。足が速く独立心が強い動物です。丙午の年は、運勢的には「勢いとエネルギーに満ちた躍動する年」になると考えられています。

しかし、丙午(ひのえうま)の年については昔から色々な「迷信」や「格言」があるため気になるところです。
ところで、「午」と「馬」は何が違うのでしょうか。「午」は干支からきています。干支は、中国の「殷(いん)」の時代に木星を尊い星として、その動きを詳しく観察した結果、12年で一周することがわかり、その位置を表すために、空を12等分して、それぞれの位置に名前を付けました。それが十二支(じゅうにし)です。
十二支には「子=鼠」「丑=牛」「寅=虎」「卯=兎」「辰=龍」「巳=蛇」「午=馬」「未=羊」「申=猿」「酉=鶏」「戌=犬」「亥=猪」となっており、両者の間には何の関係もありません。午と馬が違うのは両者に何の関係もないからです。他の干支も同じ漢字はありません。

この十二支について、「午」は7番目です。1番から始まって6番で頂点に達します。その後、7番目は下り坂に向かうポイントとなります。東洋の陰陽思想では、陽が極まるとところから、それに逆らって、陰の気が出てくると考えられています。その意味で、午は「下り坂」の開始ポイント的な意味合いがあります。ちなみに「正午」は、午後正午を意味しますが、「正子」は、夜中の12時を指します。
株式相場の格言では、「子は繁栄」「丑つまずき」「寅千里を走る」「卯跳ねる」「辰巳天井」「午尻下がり」「未辛抱」「申酉騒ぐ」「戌笑う」「亥固まる」となっており、午年は「午尻下がり」で弱い相場展開ということになっています。
2024年は「辰」年、2025年は「巳」年で、相場格言通り「辰巳天井」となって、強気の相場展開となりました。相場格言通りであれば、令和8年は「尻下がり」となります。

さらに、「丙午(ひのえうま)」についは、昔からの迷信があります。「丙午の年に生まれた女の子は気性が激しく夫が苦労する」というものです。そのため、昔は丙午の年に子供を産むことを避ける傾向がありました。また、出生の年を隠したりすることが一部で行われていました。人口統計を見れば丙午年の出生数は極端に少なくなっています。
この迷信の背景には、中国から十干十二支が伝わった中で、丙午の年と丁巳の年には天災が多かったこと、江戸時代に「八百屋のお七」という娘が恋人に会うために放火をして火刑に処せられたという話が広く広まり、お七が丙午生まれであったことに由来すると言われています。

しかし、これらのことは全く根拠のない迷信であり、全く気にする必要はないと思います。
丙午(ひのえうま)は、十干十二支で見ると43番目にあたり、「火の性質」を持っていると言われています。「丙」は「陽の火」を表しています。太陽のような明るさ、情熱を持ち、強い生命力を持った成長段階を意味しています。「午」は、健康や豊作、発展の象徴です。

その意味で、令和8年は、「勢いとエネルギーに満ちた躍動する年」ということができます。一部の誤った迷信にとらわれることなく、さらなる発展を目指して進んでいくことが大切ということです。特に、「炎」や「火」の気が強い年になりますので、何事にも「情熱」を持って、「エネルギーに満ちて」臨んでいくことが大切になると思います。

皆様の今年のご多幸とご健勝をお祈りいたします。


