新幹線重大インシデント発生 驚きました。
新幹線で重大インシデントが発生しました。JR西日本の東海道・山陽新幹線「のぞみ34号」の13号車で台車に亀裂が発生したトラブルが報道されています。名古屋駅で今も該当列車は停車中の様です。本日夜間に車体をクレーンで釣り上げ、13号車の台車をその場で交換して、明日以降に移動する計画みたいです。
新幹線は、時速300キロで走りますので、車体に亀裂が走れば脱線の危険があるそうです。実際の事故が発生しなくて本当に良かったと思います。私は新幹線については、少しばかり思いがあります。別に鉄道オタクではありません。
サラーリーマン時代に新幹線に大変お世話になったからです。東海道新幹線には、東京・名古屋間を概ね2,000回以上乗りました。片道360キロメートルとして72万キロメートルとなります。地球1周4万キロとして地球18周分です。
名古屋駅を毎週月曜の朝一番 (6時20分発) の始発列車に乗って東京に行っていました。また、毎週金曜日の東京発最終の名古屋行きに乗って名古屋に戻っていました。水曜や木曜日にも移動することもありました。
そして、いつも座る席は大体一緒でした。今回事故にあった車両を指定していました。13号車10番D席が定席でした。13号車は、名古屋駅の階段に一番近い号車です。10番は、列車の真ん中で通路の人の往来が一番少ない場所です。D席は、通路側の席です。携帯が鳴った時やトイレで席を離れやすい席です。
新幹線の事は、大変詳しくなっています。ここ20年くらいの新幹線の発展と新幹線のサービスシステムの向上を目の当たりにしてきました。台風や大雪で缶詰になったことも何回もあります。新幹線は、少々の大雨には強いと思いますが、強風や川の増水、関ケ原地区の大雪には大変弱いと思います。
自然環境の悪化で運行が遅れたりすることは、想定していましたが、今回のような車体の亀裂のようなことは、全く一度たりとも頭をよぎったことはありませんでした。一度、先頭車両で焼身自殺した高齢者の方がいましたが、そうゆう人災は別として、運行システムや新幹線の車両に対しては全幅の信頼を置いて乗っていました。車内清掃や車体の保守点検には、万全の体制をとっていると信じていました。
そういう意味で、今回の事故の発生は、私は衝撃を受けました。新幹線は1964年に開業しましたが、それから半世紀以上事故による乗客の死者はゼロという高い安全性を誇っています。日本を体表する安全神話の権化のような存在です。是非、原因を早急に究明して、必要な改善や対策を立てて頂きたいと思います。
今週の週末は、山陽新幹線に乗って名古屋から博多まで行きますので安心させほしいと思います。