平成の最後は、日本列島は災害の嵐が続いています

日本列島が経験したことのないような災害に見舞われています。平成の最後の年は、「へいせい」とはなっていません。毎日のように報道される災害報道に心か痛みます。

今年の災害報道の特徴は、「過去に経験したことのない」、「命の危険が迫っている」というキーワードを使った緊急報道の多発です。

ざっと見ても、色々な大災害が発生しました。

・西日本の広範囲に渡る集中豪雨の発生と想像を超える被害の発生
・1時間に80ミリや100ミリという記録的短時間大雨情報の多数の発令

・多くの熱中症患者を出した夏の連続する猛暑日(35度越え)の発生
・40度越えという人体が長時間は耐えられない記録的高温の発生

・過去の経験則では予測できない、異常なコースをたどる台風の発生 (日本列島への上陸と多数の被害の発生)
・過去最大級(最大時勢力920hPa)の超巨大台風の日本列島上陸と関空や大阪周辺を中心とた日本列島各地の大きな被害の発生

・北海道胆振地区における震度7 の巨大地震の発生と多大な被害の発生
・熊本や大阪北部における大地震の発生と多大な被害の発生

・過去に経験したことのないような局所的に発生する何万件もの雷の発生や突然の雹(ひょう)の発生
・過去に比べて多発する竜巻の発生

気象庁も超大型コンピュータを導入して、災害予測については力を入れて災害予測情報の精度を向上させていますが、それを超える勢いで災害事象が発生しています。

幸いにも、冷静な日本人の対応により、どの災害の発生についてもパニックによる人々の異常行動は見られず、それぞれの方々が落ち着いた行動をとっています。各人が隣人等と協力しながら、適切な行動を取っています。

地政学的に見て世界でも稀に見る災害発生地帯である日本ですが、日本人として日本に生まれた以上、火山、地震、台風等の災害の発生は宿命として避けられないと思いますが、日本人としての英知で何とか切り抜けていけたらと思います。

 

政府も事後的な災害対策も必要ですが、予測技術や防護技術の研究に多くの予算を投入する時期になっていると思います。平成に続く時代には、防災技術の飛躍的向上が図れるような時代になってもらいたいと思います。

 

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