猛暑の影響なのか蚊を見かけなくなりました。

今年の夏は、7月は長雨の関係で涼しく、8月に入ってからは連日の猛暑になっていました。この関係かどうか知りませんが、今年は蚊にあまり刺されていません。電子蚊取線香も殆んど稼働していません。また、蚊自体を見ませんし、寝ている時などに耳元で聞こえる「ブーン」という嫌な羽音も聞かなくなりました。

蚊の活動できる気温は、諸説あるみたいですが、活動できるのは、15℃から38℃くらいで、活発に活動するのは26℃から32℃のようです。やはり、気温が33℃から35℃になると活動は休止状態になるようです。

但し、気温が38℃でも蚊は生存できますので、草の茂みや物陰の涼しい場所に潜んでいると思います。気温が適温状態になれば、活動を再開しますので、今年は意外と気温が下がって来るこれからが危険かもしれません。油断していると刺されることになります。

蚊に刺されやすい人のタイプがあるようです。蚊の獲物を探知するセンサーは、動物の「体温」、「息の中の炭酸ガス」「汗や体臭」「色のコントラスト」に反応するようです。人間ですと体温の高い男性が危険なようです。また、O型の方は特に危険のようです。

製薬会社も虫対策用品の売上が落ち込んでいるようです。虫対策商品の市場規模は1千億円程度ですが、このうち「ハエや蚊」対策用が3割以上を占めています。2016年までは順調に伸びていた売り上げが、2017年から急に売り上げが低迷しているそうです。

製薬会社も売り上げ低迷対策として、知恵を絞っているようです。夏場だけの季節限定商品では、気候による売上の予想が立ちにくい為、通年商品の開発に力を入れているようです。軒下につるす虫よけグッズは、一時期流行して、その後効果に疑問が出されて低迷し、最近また復活しているようです。

これから徐々に気温が下がって季節的には過ごしやすくなっていきますが、夏の間に蓄積された疲労が「夏バテ」という形で顕在化してきます。夏の猛暑で体が受けた疲労は、誰でもかなり蓄積していると思います。その意味で、これからが体調を崩しやすくなる危険な時期であると認識しておいた方が良いと思います。

そんな時期に今年は蚊の襲来があり得ますので十分油断せず対応して頂きたいと思います。

蚊取線香は、暫くは片づけない方が良いかもしれません。

季節の変わり目に体調を崩さないようにご自愛下さい。

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