「そうだ愛知、行こう。」キャンペーン始まる

「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンポスターをご覧になった方は多いと思います。私も、東京駅で大きなポスターをよく目にしました。テレビCMでも定期的に京都の紹介をしていましたので、よく目にしていました。

何気なく見ていたのであまり気にしていなかったのですが、これは、東海旅客鉄道(JR東海)が1993年から実施しているキャンペーンとのことです。既に20年以上やっているキャンペーンだそうだです。首都圏や中京圏から京都へ観光客を誘致するため、映像やキャッチコピーを駆使して京都の風景を紹介しているものです。

私もこのキャッチに乗せられて京都へ何度も観光で行ったことがあります。

今回、JR東海によって「そうだ愛知、行こう。」キャンペーンを展開するみたいです。キャッチコピーは、「そうだ名古屋、行こう。」かもしれません。詳しいことは、これから発表されるようです。いずれにしても名古屋地区への観光誘致キャンぺーンを行うようです。

名古屋(愛知県)は、あまり観光地としては、魅力のない街として世間的に定着しています。もともと製造業の集積した地区ですので、観光地として魅力的なものは少ないのかもしれません。名古屋に住んでいて、東京の人に名古屋の観光地を紹介してほしいと良く聞かれたことがありましたが、積極的にお勧めできるものを紹介するのは結構難しいと思いました。

最近は、名古屋の河村市長が名古屋の魅力づくりに積極的に取り組まれているので、観光客も増えているみたいです。外国人の観光客も増加しています。今回の企画もそのあたりの施策の延長線上にあるのかもしれません。

名古屋には、動物園がありますが、ここのゴリラがイケメンだという事で有名になりました。最近は「おっさんの叫び声」のような鳴き声のフクロテナガザルが有名になっています。

名古屋城を再築する計画があります。太平洋戦争の空襲で焼失前する前の正確な見取り図(設計図)に基づいて忠実に木造建築で再築する計画です。現在は、コンクリート製の天守閣ですが、耐用年数が来たため再築する必要があるのですが、折角作るのだから本物志向で行きましょうという発想みたいです。河村市長が熱望して実現するようです。数百億かかる為、議会は反対したのですが、市長が粘り強く交渉した結果、実現に近づいたものです。本丸御殿は、天守閣とは別に計画が進んで既に再築されました。内装は、豪華絢爛なものになっています。名古屋城のエントランス部分に商業施設を開発する計画もあります。

レゴランドが名古屋にできました。私も行ってみましたが、小学生の低学年までのお子さんには喜ばれるテーマパークです。子供目線の工夫がされているので、大人にはその面白さが少し分からないかもしれません。しかし、子供は喜びます。レゴを使って全国の名所・風景が作られていますが、実に見事に作られており、スケールも大きい為、大人が見ても感動すると思います。

名古屋は、製造業の街ですので、それにちなんだ博物館が沢山あります。オタクの方にはたまらない施設が結構あります。JR東海の「リニア・鉄道館」、トヨタの「トヨタ博物館」、三菱重工の「MRJミュージアム」、県営名古屋空港の「あいち航空ミュージアム」、などなど 鉄道や自動車、飛行機やロケット等に興味がある方は、是非、名古屋に来てほしいと思います。

名古屋メシは、一応全国区になれました。でも観光では、愛知はまだまだだと思います。「そうだ愛知、行こう」キャンペーンの成果が期待されるところです。

 

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