株式会社の設立手順
会社設立の手順は、次のとおりとなります。

開業に監督官庁の許認可の必要な場合
必要な許認可を取得する必要があります。
① 許可が必要
建設業、飲食店、食品製造業、旅館、ホテル、リサイクルショップ、 風俗店 など
② 認可画必要
学校、保育園、福祉施設 など
③ 登録が必要
旅行業、ペットショップ など
➃ 免許が必要
不動産業、酒屋 など
⑤ 届出が必要
美容院、理髪店、軽トラック運送業 など

印鑑の準備
会社用として4つの印鑑を準備します。
① 代表者印
② 銀行印
③ 社判
➃ 会社ゴム印

資本金の準備
資本金は、1円でも申請は受理されますが、会社の社会的評価も1円となります。通常は、300万円から1,000万円は準備したいところです。

登録免許税などの準備
登録免許税は、最低15万円(資本金1000万円の場合)かかります
定款認証手数料として5万円公証人宛の手数料がかかります
定款を書面で作成する場合、印紙代4万円がかかります。
その他、登記申請を代理人に依頼すれば代理人報酬が必要です。

定款の具体的内容を定める
① 商号
② 本店所在地
③ 事業目的
➃ 役員
‥‥代表取締役、取締役、監査役 など
⑤ 取締役の任期
‥‥原則2年、10年まで延長できる場合がある
⑥ 資本金の額、設立時の株式の数、1株の価格、発行可能株式総数
⑦ 株式譲渡制限に関する事項
⑧ 会社の公告方法
‥‥通常は、官報公告を選択
⑨ 事業年度               など

内容によっては、少し判断が難しいものもありますので、必要な場合は、専門家に相談することをお勧めします。

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※ご相談は、名古屋市瑞穂区の村瀨司法書士事務所にお任せください。