令和4年は、「復活の年」となるといいですね

令和4年は、コロナで打ち沈んだ世の中の「復活の年」になるといいですね。令和4年の干支は、「壬寅(みずのえ・とら)」です。株式相場の格言では、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」となっています。令和4年の寅年は「千里を走る」です。


丑年の昨年は、コロナで「つまずいて」しまいましたが、寅年の今年は株式相場の格言で言えば「千里を走る」ようです。コロナ禍の中でも将来の飛躍と成長のためにしっかりと準備を整えてきた方は、今年は一気に飛躍できる年になりそうです。


「壬」「みずのえ」と読み「厳冬、静謐、沈滞」といった厳しい状況をあらわしていると言われています。「寅」は相場格言通り「動く」の意味で、春が来て草木が生ずる状態をあらわしています。「壬寅」と組み合わせれば「冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる」というイメージになるようです。令和4年はまさしく「復活の年」になる予感がします。

さらに、令和4年の寅年は、36年に1回巡って来る「五黄の寅年」です。「五黄」とは、星は土星、方角は中央ということで「運気が非常に高い」とされています。ですから「五黄の寅」年に生まれた人は、強運と強いパワーの持ち主と言われています。特に女性は、社会で活躍する人が多いとされています。

令和4年は、これまでの沈滞したムードを吹き飛ばし、足元を固めた上で、新しいことにも積極的に挑戦していく年になればよいと思います。


今年は、2月4日から2月20日まで北京で冬季オリンピックが開催されます。オミクロン株や政治的な問題から開催に向けて色々な課題がありそうですが、選手が十分なパフォーマンスを発揮して活躍できることを期待したいと思います。

4月1日より成人年齢が18歳になります。2002年4月1日生まれから2004年4月1日生まれの方が、この日で同時に成年を迎えることになります。成年年齢引き下げによって一時的な戸惑いがあるかもしれませんが、若くとも立派な成人として社会的責任を果たしてもらいたいと思います。


夏には、参議院議員選挙があります。参議院選挙の勝敗が今後の国政に重要な影響を及ぼすことが予想されます。また多くの県知事選挙も実施されます。本年前半は、選挙モードの年となり、各政党の国民へのアピール合戦となることが予想されます。各政党の主張する上辺の政策ではなく、本質的な考え方をよく聞いて投票してもらいたいと思います。


また、2022年は、不動産業界では「2022年問題」として注目されている年です。2022年問題とは、2022年を目途に宅地が急増し、土地の価格の下落や空き家が増える可能性があるという問題です。1974年に制定され、1991年に改正が行われた「生産緑地」という法律上の土地の指定が2022年に解除されるためです。

それまで農地だった都市部の土地が宅地へと転用できるようになり「宅地の増加」「賃貸物件の増加」など不動産市場への悪影響が予想される問題です。しかし、見方を変えれば住宅価格が低下することは庶民にとっては有難い話です。

虎は一日で千里の距離を行き、さらに戻って来ることができる活力があるとされています。その意味で今年のキーワードは「行動力」ということになります。長いコロナ下で行動は極限まで制限されてきました。直接会うことは制限され、オンラインでの会話が推奨されてきました。


コロナの収束は、まだ見通せませんが、新型のワクチンや特効薬の開発に期待を込めて、何とか少しづつ「行動」を広げていくことが必要な年になりそうです。行動すれば、それなりの結果がついてくると思います。

 

 

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